さよならハーレー
ランニングウーマンのMTです。
昨年末、私たちは6年間連れ添った相棒「ハーレーくん」と別れを告げました。
エンジンをかけるたび胸の奥まで響いてきたあの鼓動。
重く、ワイルドで、どこか不器用な存在感。
それでも確かに、私たちの日常の一部でした。
けれど時は流れ、年齢を重ねるにつれ、その重厚さは頼もしさよりも危うさへと姿を変えていきました。
取り回しの難しさに不安を覚え、ついに決断します。
――もっと軽いバイクへ乗り換えよう、と。
大排気量Vツインが刻む独特の鼓動。
「ドコドコ」と大地を揺らす排気音。
低く長い“ロング&ロー”のシルエットが放つ圧倒的な存在感。
アクセルをひねった瞬間の、あの重くて甘い加速。
ハーレーはまさに“アメリカンバイクの象徴”です。
そんな魅力を知っているからこそ、別れは悲しかったです。
もっとも、これは旦那さんのお話でした。
私はといえば、後ろに乗る専門でした。
最初は風にさらされるのが怖くて、正直あまり好きではありませんでした。
でも一度スピードに身を任せたら、世界が変わりました。
風を切る爽快感、景色が流れていくあの感覚――
気づけば、私もすっかりハーレーの虜になっていました。
だからこそ、別れの日は少し切なくてかなしくて。。
6年間の思い出が、エンジンの余韻のように胸に残っています。
そして今、旦那さんが次にどんなバイクを選ぶのか、私は密かにワクワクしています。
新しい風、新しい景色、新しい日常が、また始まろうとしています。




