取り組み3.掃除(毎日)
(1)その取り組みを選んだ理由
- 職場をキレイにするため。
- 6Sを身につけるため。
(2)取り組みの内容
環境整備当番表(写真)によって、毎月ローテーションで掃除をします。
1か月ごとに掃除する場所を交代するのは、1日ごとだと計画的に掃除をすることが出来ませんし、何か月も同じ場所を掃除するのはマンネリ化するからです。
1か月かけて自分の担当する場所を計画的に工夫しながらキレイにするのです。
時間は朝です。9時40分から朝礼が始まるので、その前後に10分程度で掃除します。
(3)期待する成果
- オフィスがキレイになること。
- 6Sを通じて人間性を磨くこと。
6Sの意味
鍵山秀三郎(イエローハット創業者 日本を美しくする会相談役)の「一日一話」より
- 「整理」…分別すること
- 「整頓」…明示すること
※1と2を徹底すると、仕事の能率、効率が向上する。 - 「清掃」…行動すること、清掃即行動
- 「清潔」…上記3つを維持すること
※3と4を徹底すると、仕事の質が向上する。 - 「 躾 」…習慣にすること。身を美しくすること
- 「作法」…立ち居、振る舞いを美しくすること
(4)経過観察(詳細を随時公開して行く)
過去には1日交替で掃除する場所を変えていたのですが、それだと10分という時間で掃除出来る範囲に限界がありました。
1か月同じ場所を担当するように変更したことで「今日はこの部分を徹底的にキレイにして、明日はあの部分を、明後日は。。。」と計画的に掃除することが出来るようになりました。
床掃除についてはルンバを導入し、人が掃除機をかける範囲を少なくしました。
それまで床の掃除機がけが一番時間がかかったのですが、ルンバのおかげで人が掃除するのはルンバが通れない場所(机の下など)に限定されますので掃除時間が短縮できました。
(5)結果(失敗した場合、期待する成果と異なった場合、思わぬ結果となった場合など包み隠さず公開する)
「毎日掃除をしているのだから大掃除は必要ない」ということで大掃除を廃止した時期もありましたが、やはり毎日掃除をする必要がなく、定期的に掃除すればよい場所もあるので大掃除を復活させました。
大掃除は4月、8月、12月に実施し、その後飲み会(花見会、納涼会、忘年会)をするのが定例化しています。
(6)従業員の感想(本音トーク)
毎月違う場所を全員が分担して掃除を行っています。特定の人が特定の場所を掃除するのではないため、皆が平等に掃除に参加し事務所内をキレイにしています。
また、清掃、整理、片付けの意識が皆高くなっていくと思います。(佐々木良)
掃除をした後の部屋は、見た目だけではなく、自分の内面もスッキリし、清々しい気持ちになります。また、毎日社内を掃除して整理整頓、清潔を心掛けることは、職場への感謝の気持ちを表すいい機会になっていると思います。毎日の掃除という良い習慣を継続することで自分の成長にも繋がっています。(竹中幹夫)